スペシャルオリンピックスとは
あなたからやさしさを彼らから感動を
スペシャルオリンピックス日本(SON)・福岡にようこそ
スペシャルオリンピックス(SO)とは?
スペシャルオリンピックスとは、知的障がいのある人たちに、日常的なスポーツプログラムと、その成果の発表の場である競技会を、年間を通じて提供し社会参加を応援している国際的なスポーツ組織です。
SOでは、これらのスポーツ活動に参加する知的障がいのある人を「アスリート」と呼んでいます。
SOの国際本部(SOI)は米国ワシントンDCにあり、現在170ヶ国以上が加盟、約400万人のアスリートと100万人のボランティアが活動に参加しています。
日本では、1994年に活動が始まり、1996年に福岡地区組織が設立されました。
スペシャルオリンピックスのスポーツプログラム活動は、アスリート、コーチ、ボランティア、ファミリーによって構成され、福岡では210名のアスリートが福岡市・北九州市・春日市・久留米市・飯塚市等の25会場で16種目のスポーツに取り組んでいます。
運営は各地区組織の独立採算制となっており、SON・福岡の会員を中心に、多くの企業・団体からのご寄付・ご協賛によって支えられています。
活動のはじまりは…
1962年に故ケネディ大統領の妹ユニス・ケネディ・シュライバー夫人が自宅の庭を開放して開いたディキャンプが始まりです。
知的障がいのある人たちにもスポーツを楽しむ機会を提供したい、という彼女の願いから始まったこの運動は、ジョセフ・P・ケネディJr財団の支援のもと、「スペシャルオリンピックス」として組織化され、世界へと拡がっていきました。
1988年には、国際オリンピック委員会(IOC)と「オリンピック」の名称使用や相互の活動を認め合う議定書を取り交わしています。
SOでは、障がいの有無をこえて、一人ひとりの個人があるがままに受け入れられ、認められる地域社会になることを願っています。
スペシャルオリンピックスの目指すもの
- アスリートの健康や体力増進、スキル向上だけでなく、多くの人との交流を通じて彼らの社会性を育むこと。
- 適切な指導と励ましでアスリートが上達し、自立への意識を高め成長していくこと。
- 活動に参加するボランティアがアスリートとの関りの中で多くのものを学んでいくこと。
スペシャルオリンピックスの名称が複数形な訳
- 「スペシャルオリンピックス」の名称が「olympic“s”」と複数形で表されているのは、大会に限らず、日常的なスポーツトレーニングから世界大会まで、様々な活動が年間を通じて、いつも世界中でスペシャルオリンピックスの活動が行われていることを意味しています。